”Chrome"でもない”Android”でもない新OS”Fuchsia”について
まあまあ、まずはWikipediaでも読んで下さい。
まあ正直、誰もが良くわかってないOSなんですよね。たぶんGoogle自身も。
あくまで開発中のOSなので、どういう目的で、どういう機器での使用を想定しているのか。フリーなのか。色々とよくわからないかんじ。なんてったって読み方すら安定してないくらいですから。フクシア?フーシャ?フューシャ?ようわからん。
ただ言えることは、何も考えずにグーグルが新OSの開発に人件費を割くことはありえないということです。何も目的がなかったって、定まっていなくたって、一定の実験程度の意味合いを持ちつつ開発しているに決まっています。
パッと思いつく(そしてみんなが記事にしている)ことは二点。(逆に言えば知らないと恥ずかしいかもしれないので、これを機会にちょっと知ってみてください)
その1:Oracleとの決別(というか逃亡)
Androidちゃんには、御存知の通りJavaがズブズブな状態になっています。Java書けるならAndroidアプリ作れますよね、って感じです。
そのせいでグーグルはOracleと何度も裁判を起こしていて、莫大な賠償金を支払ってきた過去があります。
でもFuchsiaは違います。Javaと決別できる。Oracleとも、もちろん。
その2:組込みシステム向けの小さなカーネルで動いている
これはWikipediaにも書いているので(そしてそんなに詳しくないので)詳細は割愛しますが、マアざっくり言うとなんにでも搭載しやすくなるってことです。
もともとAndroidもオープンソースだし録画機器やらテレビやら電子レンジやらに搭載されてきましたが(最近は車にも載りましたね。Appleよりも早くAndroidCarなんてものができちゃいますね)、そこそこメモリを食うようになってきています。AndroidPieとかだと推奨メモリは2GBとかだったかと。(中華端末が10GBくらいメモリ載せてたりしますが、クソゲーマーじゃない限りあんなにいらないです。どんだけ最適化下手糞なんだr)
そこに一手を投じる新OSとして用意されているんじゃないかと。たとえばメモリ512MBのスマートウォッチとか。IoTデバイスとかに搭載しちゃうんじゃないかと。
夢は膨らむばかりですが、以下のサイトでOSのUIだけ体験できるみたいですので、気になる人は是非。とは言っても本当に体験するだけなのであんまり意味は無いですが。
せいぜいグーグルファンや新しいものファンがニヨニヨするくらいのもんです。
僕はニヨニヨしました。
何か企んでいると思いつつ、妄想に胸を膨らませながら、今はPixel3を粛々と待ちましょう。
それでは。